近年、胃がんや大腸がんといった消化管疾患は内視鏡検査を用いて診断されています。日本において胃がんは罹患率3位、死亡数3位、大腸がんは罹患率1位、死亡数2位と非常に多い疾患であり、以前から早期発見、早期治療がうたわれ、実践されてきています。内視鏡検査の普及に伴い、内視鏡機器も目覚ましい発展を遂げており、診断能の向上、スコープの小型化、画像の高解像度化がなされています。そのおかげもあり、苦痛の少ない良質な検査ができる環境が整ってきました。当院でも患者へのより良い検査を提供できるように、苦痛の少ない経鼻内視鏡検査（鼻からの胃カメラ）、鎮静剤（眠くなるお薬）の使用などを行っております。症状があり困っている方、定期検診を受けようか考えている方、内視鏡検査をすすめられた方がいらっしゃいましたら、ぜひ当院へご相談ください。